everie(エブリエ)は、新築住宅のオプション・フロアコーティングの情報サイトです。

無料&
入力ラクラク一括見積り

お役立ち情報

2022.11.21

マンションに最適なフロアコーティングの種類。費用相場や施工前の確認事項も紹介

マンションに住んでいる人の中で、フロアコーティングを検討している方も多いのではないでしょうか。

フロアコーティングは、フローリングを傷から守り、美しい外観を保ってくれます。しかし、「マンションに最適なフロアコーティングはどれか」「マンションのフロアコーティング費用はどれくらいか」など、疑問に思うこともあるでしょう。

そこで本記事では、マンションに最適なフロアコーティングの種類や費用相場、施工前に確認するべきポイントを詳しく解説します。

マンションに住んでいる場合、床材の確認などを怠ると、フロアコーティングなどの効果を得られないなどのトラブルにつながる可能性があります。

マンションに最適なフロアコーティング

マンションに最適なフロアコーティング

マンションに最適なフロアコーティングは、「ガラスコーティング」と「UVフロアコーティング」の2つです。
しかし、種類によって特徴が異なるため、フロアコーティングを利用する目的や予算などを考慮した上で、検討する必要があります。

下記では、「ガラスコーティング」「「UVフロアコーティング」の特徴を詳しく解説します。

|ガラスコーティング:傷がつきにくい

ガラスコーティングの最大の特徴は、傷がつきにくいことです。他のフローリング剤に比べると、硬度が高く、ペットの爪傷や家具の引き傷から床を守れます。

また、仮に傷がついてしまっても、目立ちにくいため、綺麗な外観を長期にわたって保つことが可能です。

ガラスコーティングは耐傷性だけでなく、耐久性にも優れています。耐用年数は20年以上で、無機系のガラス素材を塗料としているため、有機系塗料(ウレタン素材を原料としたコーティング剤)のような劣化や変色は起こりません。有機系の塗料を使用したコーティングは安価で気軽に施工できますが、種類によっては毒性が高いこともあります。

対して、ガラスコーティングは毒性がないため、小さなお子様やお年寄り、ペットがいる家庭でも安心です。 

その他にも、ガラスコーティングは光沢感が弱く、マットな仕上がりになります。フロアコーティング特有のツヤを出さず、自然な床の仕上がりになるので「家の雰囲気と合わない」という心配もありません。

|UVフロアコーティング:光沢が出る

UVフロアコーティングの最大の特徴は、光沢が出ることです。部屋の明かりや日差しがフローリングに反射するため、部屋を明るく見せることができます。耐用年数が長く、一般的な耐用年数は20年以上です。

もし、コーティングが剥がれても、綺麗に修復できるため心配ありません。食べこぼしや油汚れなども水拭きで簡単に拭き取れるうえ、汚れがひどいときは、中性洗剤などを使用することができます。

耐傷性、耐久性に加えて耐薬品性に優れていることも、UVフロアコーティングの特徴の一つです。
また、フロアコーティングの中で唯一、塩素系の薬剤が付着しても溶けないという特徴があります。そのため、医療施設や保育園、介護施設などで数多く利用されています。

【要チェック】フロアコーティング前の注意点

【要チェック】フロアコーティング前の注意点

フロアコーティングを施工する前に注意するべきポイントは、下記の3つです。

・依頼方法で内容がかわる
施工して良いかを管理会社へ確認
・施工期間と対応できるか業者へ確認

後々、フロアコーティングの効果を十分に得られなかったなどのトラブルにならないように、しっかりポイントを押さえておくことが大切です。順番に解説します。

|依頼方法で内容がかわる

マンションのフロアコーティングを業者に依頼する場合、大きく分けて

・個人で依頼する方法
・住宅オプションで依頼する方法

の2つがあります。

フロアコーティングを個人で依頼する場合、仲介手数料がかからないため、住宅オプションで依頼するより費用を抑えられます。

ただし、安いという理由だけで業者を決めるのは避けた方が無難です。施工会社の中には悪徳会社も数多く存在するためです。依頼する施工会社を決めるときは、まず候補の会社から相見積もりを取るようにしましょう。

その後、口コミや評判を参考程度に確認すると良いです。費用だけでなく、仕上がりやアフターサービスの内容などもしっかり確認することをおすすめします。

一方で、フロアコーティングを住宅オプションで依頼する場合、依頼する施工会社を探す手間が省けるのがメリットです。早急にフロアコーティングを施工したい方に住宅オプションで依頼する方法は向いています。しかし、施工料金の他に仲介手数料が含まれるため、相場よりも費用は高いです。

|施工して良いかを管理会社へ確認

二つ目の注意するべきポイントは管理会社への確認です。マンションでフロアコーティングを施工する場合、施工可能かどうか、管理会社へ必ず確認しておきましょう。中には、水性フロアコーティング以外の施工を禁止しているマンションもあるためです。

また、作業内容によっては音が出る場合があります。マンション内のトラブルを避けるためにも、事前に管理会社へ確認しておくと安心です。  

|施工期間と対応できるか業者へ確認

三つ目の注意するべきポイントは、業者への確認です。「施工期間」と「対応可能なフローリングの種類」の2点は、必ず確認しておきましょう。天候や気候によって硬化時間が異なる場合があるためです。

また、依頼する施工会社が、全てのフローリングに対応しているとは限らないので、施工可能かどうか確認しておくことをおすすめします。

【相場価格】マンションのフロアコーティング

【相場価格】マンションのフロアコーティング

マンションのフロアコーティングにかかる相場は、以下の通りです。
ただし、あくまでも相場なので、あなたの気になる会社があれば、見積もりを取ってみましょう。

フロアコーティングの種類 1㎡あたりの相場 3LDK(70㎡) 4LDK(120㎡)
ガラスコーティング 3,500〜5,000円 245,000〜350,000円 420,000〜600,000円
UVフロアコーティング 4,500〜5,000円 315,000〜350,000円 540,000〜600,000円
シリコンコーティング 3,000円 210,000円 360,000円
ウレタンコーティング 2,000円 140,000円 240,000円

知っておきたいマンションの床材

知っておきたいマンションの床材

マンションのフロアコーティングを施工するときは、事前にどの床材を使用しているのか確認しましょう。なぜなら、床材の種類によって、コーティング剤の相性や性能が変わるためです。

マンションの床材としてよく使用される代表的なフローリングは、下記の3つがあります。

・突板フローリング
・無垢フローリング
・シートフロア

|突板フローリング:コーティングの艶が出やすい

突板フローリングとは、合成基材などに0.2〜0.5mm程度の無垢材を接着させたフローリングです。大量生産が可能で、防音や遮音、床暖房にも対応しているため、マンションの床材として多く使用されています。コーティングの艶が出やすく、UVフロアコーティングの効果を感じやすいです。

|無垢フローリング:塗装加工してあるタイプは施工可能

無垢フローリングとは、同じ種類の天然木100%で作られたフローリングのことです。天然木ならではの温かみを感じられ、一戸建てやリノベーションする際に多く使用されています。

ただし、フロアコーティングは塗装の加工がされているタイプのみフロアコーティング施工できるため、注意が必要です。

|シートフロア:コーティングの艶が控えめ

シートフロアとは、木目などの柄をプリントしたシートを、基材に貼り付けたフローリングです。近年、プリント技術が発達していて、本物の木質に近い色合いや手触りを楽しめます。

ただし、シートフロアはワックスとの相性が悪いため注意が必要です。フローリングを保護したい場合は、フロアコーティングが良いでしょう。

特に、水性のウレタンコーティングが密着しやすくおすすめです。油性の塗料を使用するUVコーティングやシリコンコーティングの場合、不具合が起こる可能性があります。

まとめ

今回は、マンションに最適なフロアコーティングの種類や施工前の注意点などを解説しました。フロアコーティングは、長期的に傷からフローリングを守り、綺麗な外観を保てます。しかし、フロアコーティングの種類によって、特徴や耐用年数、費用が異なるため、しっかり比較した上で選ぶようにしましょう。

フロアコーティングにかかる費用を比較したいときは、エブリエの一括見積もりがおすすめです。必要な情報を記入するだけで、簡単にフロアコーティングにかかる費用を確認できます。施工会社を選ぶときに、ぜひ活用してみてください。

⇒フロアコーティングの一括見積もりはこちら

お役立ち情報一覧