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2022.10.07

フロアコーティングでのトラブルを避けるための9つの注意点

フローリングを傷や汚れから保護するためにフロアコーティングを行う方も増えています。
フロアコーティングはご自身でも施工できますが、手間や仕上がりを考えると施工業者に依頼することが一般的です。
フロアコーティングを検討されている方の中にはすでにいくつかの業者をピックアップしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし施工業者の中には「悪徳業者」が潜んでいることも事実です。
そこで今回はフロアコーティングでのトラブルを避けるための注意点をまとめています。
安心かつ信頼できる業者を選ぶためにも参考にしてみてください。

フロアコーティングでのトラブルは多い?

フローリングの傷
人気が高まりつつあるフロアコーティングですが、業者によって仕上がり具合は異なるもの。悪徳業者や雑な業者に依頼してしまうとさまざまなトラブルに見舞われる可能性があります。

実際に雑な業者に依頼したことで、
・フローリングに塗りムラがあった…
・コーティング剤に異物が混入していた
・硬貨不良でフローリングがベタベタになった
・フローリングに傷ができた
などのケースは多くあります。

こう言ったトラブルを回避するためには、業者選びを慎重に行う必要があります。
例えば施工業者のホームページやパンフレット、口コミなどをチェックすることも大事な行動のひとつです。業者の情報をチェックした上でご依頼を検討しましょう。

フロアコーティングでのトラブルを避けるための注意点

打ち合わせ
フロアコーティングでのトラブルを避けるための注意点は次の通りです。

|フロアコーティングは種類よりも技術

施工者(職人・会社)が異なる時点で、もう絶望的に別物であることを、あらかじめ承知してください。フロアコーティングは種類よりも職人の技術こそが重要で、何より何十年と保証される(と、業者が謳っている)ものであるはずなのに、その将来に施工業者が倒産しているのでは話にならず、そのために「十年先も生き残るであろう会社を選ぶこと」が、フロアコーティング選びの第一原則です。

|床材による向き不向きは原則ない

先述したように不具合・トラブルはフロアコーティングの種類ごとの性質より、施工の技術で起こるものです。「Aという職人は未熟だから、きっと後で不具合を起こすだろう」と言うのであればまだわかりますが、ガラスコーティングだからダメだとか、UVコーティングはこの床材に不向きだといったことは原則、ありません。
たしかに硬度や塗膜の厚みはフロアコーティングの種類によって異なりますが、硬いから、あるいは厚いから割れるのではなく、具体的に言えば「密着不良」と呼ばれる、フロアコーティング表面と塗料がしっかりくっついていないエラーによって生じます。
フロアコーティングの施工を依頼する際は、コーティング剤の種類よりも業者の技術力を意識して選ぶことでトラブルの回避に近づけます。

|保証書の免責事項に要注意

施工業者の中には「アレは直さない、コレは直せない」だらけで、保証書が意味をなしていないケースが多々あります。これではたとえ百年保証であっても、何の意味も持ちません。
施工業者と契約する際は、保証の年数だけでなく、保証書の記載内容を必ず確認して、疑問の残る記述はすべて業者に確認を取りましょう。
しかし個人的に思うのですが、ワリと大手でも「○十年保証書が、ごくふつうのコピー紙」なのは、どうなんでしょうか…。

|「新技術」などは鵜呑みにしない

「次世代だの新世代だのの定冠詞からはじまる、カタカナの単語」を並べられ、よくわからないままに「何だかすごそうだ」と、押し切られてしまう方がおられますが、これもトラブルを引き起こすポイントのひとつです。
フロアコーティングは現在、UVコーティング、ガラスコーティング、シリコンコーティング、水性または油性ウレタンコーティングの種類しかなく、どこの業者のどの商品も必ずこのどれかに当てはまります。

そしてこれが何より重要ですが、「塗料のモノ自体に、そう大きな差異はない」のが、現実です。
モノが同じであるのに、仕上がりや耐久性に差が生まれるのは、ひとえに施工技術の高さが違うためです。
ある特定の業者だけが魔法の塗料を持っているわけではありません。
実体がないからか、それとも喋ってる営業マン自身もよく理解していないのか、これらの表現については突っ込んで尋ねるほどに、その返答が曖昧になる傾向があります。

フロアコーティングの商品説明の段階で「新技術」に関する案内があった場合は、少し注意して話を聞くようにしましょう。

|商品のネーミングで判断しない

フロアコーティングにはさまざまなネーミングの商品があります。人によっては「機能性は分からないけど、ネーミングが良い」という理由だけでフロアコーティングを選んでしまうケースも少なくありません。これはトラブルの元とも言えます。
「UV○○コーティング」などという名称がまさに典型的な例で、要するにもっとも高いUVコーティングと錯誤・混同してくれることを狙ってなされたネーミングでしょう。
また、売れている大手ときわめて似通った商品名を意図的につける業者も後を絶ちません。こちらは前者に比べれば幾分かはマシですが、そうした姑息なやり口を行う業者を信用できるのかと言えば、ほとんどの方はそうではないと思います。

|施工の可否を確認しないで引き受ける業者も

小規模の施工業者によくある不始末の中に、
・施工の可否を確認しないまま引き受け、ワックスを剥離する作業でフローリング表面を傷めてしまった
・塗料を塗ってはみたものの、密着しないために「ウチではできません」と、中途で現場を放棄してしまう
など、施工時にフローリングを破損させたり、途中で現場を放棄する業者がいます。

これは深刻な事態で、表面が傷んでいたり、半端に塗料を載せてしまったフローリングには、もうその上から別のフロアコーティング施工も行うことができません。
ワックスでなんとか体裁を整える程度の処置しかできないケースが大半で、根本的に問題を解決するには、フローリングごと張り替えるほかになくなります。
施工の可否を確認せずに引き受ける業者に依頼するとこのようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。

|数年後に不具合・トラブルが起こることも

フロアコーティングのいちばんの怖さは、施工直後はよくても、数年後に不具合・トラブルがありえることです。同時にもっとも施工者の技量が問われるのが、この復元や補修でもあります。
「絶対に何も起こりません!」と言わんばかりの保証年数やセールス・トークは、明らかに現実と異なります。「何があっても必ず、責任を持って“このように”直します!」とアピールする方が誠実で、そうした姿勢の業者こそ、安心してまかせることができるでしょう。

|サンプルと施工の種類が異なるケース

詐欺行為に相当するものですが、資料に同封しているサンプルと実際に施すフロアコーティングの種類が異なる業者も過去に確認されています。具体的には「サンプルはUVコーティングを送り、実際に施工するのはシリコンコーティング」といった手口で、このふたつは外見上非常によく似ていて素人目には見分けがつかず、また現場は閉鎖空間で監視がないために成立する、きわめて悪質なやり方です。
また、このサンプルの出来は成約に直結するため、「資料に同封するサンプルを、他業者に製作させている」業者も存在します。(引き受ける方も大いにどうかと思いますが)
サンプルはその業者の品質を確認するのにもっとも標準的でお手軽な方法ですが、そればかりを頼みにしてはいけません。契約の前にはできるかぎり会社を実際に訪れて、法人としての信頼強度を確認することを推奨します。

|数年ごとに転生をくり返す業者も

売るだけ売って施工不良は放置し、悪評が広まって商売にならなくなったら、社名と代表者を変えてまたはじめる業者があります。見出しはふざけているようですが、業界全体の信用をも損ねるために笑いごとでなく深刻で、しかも存外に数も多いです。
よく使われる手口には、ホームページの会社概要の社歴を偽ったり、また、休眠会社を買い取ることで事実よりも歴史を長く見せることもあります。

まとめ

今回はフロアコーティング業者への依頼でトラブルを回避するための9つの注意点を紹介しました。
フロアコーティングは専門業者に依頼することが主流です。しかし、業者によって仕上がりが異なりますし、悪質な業者が潜んでいる可能性があります。最悪の場合はトラブルが発生しても責任転嫁されるケースも…。
トラブルを避けるためにはあなた自身が信頼できる業者を選ぶことが重要です。信頼できる業者を選ぶポイントは「施工実績」をチェックすること。施工実績が多い業者ほどトラブルに対する対処能力に優れており、トラブルを未然に防ぐための方法・知識も熟知しているものです。

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